大量に物を片づけるを考える。ケース１

■ケース１

まずはメルカリやフリマアプリで売れる物は分けておく。またはリサイクルショップやフリマで売ってみる。

その後にゴミを決められた日に少しずつ捨てていく。大型のゴミは友人や家族に手伝ってもらって市の処分場に持ち込むか、指定の日に指定の場所まで運び出して置く。

市の処分では対応できない物（リサイクル家電やバイクなど）は処分業者を呼んで引き取ってもらう。

２０歳代～４０歳代の方は上記の流れが一般的ではないでしょうか？体力もあり、友達や知り合いが手伝ってくれたり、スマホやパソコンの操作になれているので計画としては問題なく出来るはずと皆さん頑張るはずです。

メリットは自分で売るので高く売れる、自分で片づけるので処分費が安い。デメリットはないように思えます。ではここで考えられるデメリットを記述していきます。

1.自分で売り物を探すと売れる物を見逃してしまいます。例えば使用済みの食器や鍋、古いクーラーや古いミシン、ずいぶん前に銀行やお店でもらったノベルティー、書き損じの年賀状や使わないテレカや切手、動かないＡＶアンプやレコードプレーヤー、カセットテープやＭＤディスクなど数え上げればキリがありません。正直、リサイクルの買取業者でも売れる物をすべて拾い上げることは出来ませんが、経験があり知識が豊富な業者であればかなりの物量を買取もしくは無料で回収していくはずです。

2.市の処分場に持ち込む際のレンタカー代、ガソリン代。素人がトラックを借りて来ても積み込める量はしれているので、結局何往復もすることになり、搬入時間がすぎてしまい、またレンタカーを借りて別日に持ち込むといったケースが多いです。またいつでもやっていると思っていると改修工事でしまっていたりもします。

3.手伝ってもらった人にするお礼や食事代。５０００円ずつあげて、お昼ごはんや晩ごはんまでごちそうする方は多いのではないでしょうか？それに当日になって体調不良でドタキャンなんかもよくありますね。

4.家の中や車の中を傷つけるかもしれない。これが一番の想定外だと思います。フローリングや壁紙を傷つけたり、車にあてて凹ましたり、最悪は外に出して置いた家具が風で倒れて人を傷つけたり、他人の車を傷つけたりしてしまうことです。プロでも家の中を一度も傷つけたことがない人なんていません。普段運びなれていない人では尚更です。

5.ケガをしたり腰や肩を痛める。運び慣れていないと、普段使わない筋肉を使ったりする為に、そんなに重たくなくてもぎっくり腰をしたり、次の日に動けなくなることがあります。

6.時間が掛かる。ケース１の場合だと一か月は時間が欲しいですね。フリマしたりレンタカー借りたり、友人と日にち調整したり、こつこつゴミの日に出したりと自分が思う倍ほどの時間が掛かると言っても過言ではないです。

上記１～６までがぱっと考え付くデメリットです。実際にはもっとあると思います。自分たちなんでもやった方が相対的に安く済みます。これは何でもそうだと思います。リフォームでも引越しでも、極端に言えば料理でもそうだと思います。しかし１～６のデメリットがすべて当てはまったときはどうなるでしょうか？考えただけでも恐ろしく、夫婦や家族のケンカも１回では済まないでしょう。

では、他にどのようなケースがあるかを考えてみましょう。ケース２に続きます。

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